Mercedes-Benz V-Class
カーコーティングの仕上がりを左右する最も大切な工程は「コーティングを塗ること」ではありません。
実はその前段階にある 下地処理=徹底した洗浄と準備作業 が、仕上がりの美しさと耐久性を決定づけます。
今回は、先日ご入庫いただいた メルセデス・ベンツ Vクラス を例に、コーティング前の下地処理徹底洗車の重要性について詳しくご紹介します。
🔧 下地処理徹底洗車とは?
通常の洗車とは異なり、下地処理洗車では「目に見えない汚れ」や「塗装に付着した異物」まで徹底的に取り除きます。
主な工程
- 高圧洗浄による砂埃除去
ボディ全体に付着した砂や泥を水圧で落とし、摩擦キズを防ぎます。 - 専用シャンプーでの洗浄
中性・アルカリ・酸性シャンプーを使い分け、油膜・水ジミ・鉄粉汚れを段階的に除去。 - 鉄粉・ブレーキダスト除去
Vクラスのような重量車はブレーキダストの発生も多く、塗装に刺さった鉄粉を専用ケミカルで溶解除去。 - 水アカ・スケール除去
大型ボディはルーフやサイドに水ジミが付きやすく、酸性ケミカルでミネラル成分をリセット。 - 粘土処理(クレイバー)
シャンプーや薬剤で落ちない微細な付着物を粘土で取り除き、表面をフラットに。
この一連のプロセスを経て、ようやく「コーティングの定着に適した素肌状態」が整います。
🧪 なぜ下地処理が重要なのか?
① コーティングの密着性を高める
汚れや油膜が残ったままコーティングを塗布すると、被膜が塗装面にしっかり結合せず、効果が半減します。
徹底洗車で完全にクリアな状態にすることで、コーティングの性能が最大限発揮されます。
② 光沢・艶の深さを引き出す
小キズや水ジミが残ったままコーティングをしても、艶は不均一になり本来の美しさは得られません。
下地を整えることで、Vクラス特有の大きな面積のボディに「鏡のような映り込み」が生まれます。
③ 長期的な耐久性に直結
下地が整っていないと、数ヶ月でコーティングが剥離することもあります。
逆に徹底的に洗浄・処理を行えば、耐久性は2倍以上 変わることも珍しくありません。
🚐 Vクラスの施工におけるポイント
- ボディサイズが大きいため、ルーフやサイドの汚れを見逃しやすい → 特に時間をかけて洗浄。
- ファミリーユース・送迎用途が多く、日常的に汚れが付着しやすい → 定期的なメンテナンスを前提に提案。
- 欧州車特有の硬めの塗装 → 下地処理と磨きのバランスを工夫し、塗装を削りすぎず美しく整える。
🙌 まとめ
コーティングは「どんな溶剤を使うか」も大切ですが、
それ以上に重要なのは 「塗る前の下地処理」 です。
特にベンツ Vクラスのように大きなボディを持つ車両は、
汚れや水ジミ、鉄粉が付着しやすく、徹底洗車の有無で仕上がりに大きな差が出ます。
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